HISTORY
Mitsubishi Agricultural Machinery
ものをつくり、歴史を創る。



続けること100余年、機械を作り縁を結ぶ。

道具を大切に、そしてお客様の声を大切にしながら開発を行い、 独自技術を送り出す農業技術屋としてこだわり続けてきました。 私たちは道具をつくりお客様と一緒に全力で農業を行っています。 三菱農業機械はこれまでもこれからも農業の歴史を創り続けて行きます
Long Life.


佐藤忠次郎 1887~1944

農業機械発明の父

創業者 佐藤忠次郎は1887年1月11日に島根県にある東出雲町出雲郷(現・松江市)に生まれました。
佐藤造機(現 三菱マヒンドラ農機)創設者であり、農業機械の発明の父と言われています。少年の頃、自転車で田んぼを走っている途中くぼみにはまって倒れ、横転した車輪の動きをヒントに回転式稲扱機「サトー 式稲麦扱機」を作りました。その後研究を重ね、数々の農機具を発明しました。日本のみならずアジアの市場も開拓し、サトー 式農機の名声は全国に広まりました。
忠治郎は、事業のみならず町長としても郷土の発展に大きな足跡を残しました。
本社横の小公園には没後彼の遺徳を慕う人々の想いにより銅像が建立されております。

トラクタ
ロングライフ。

新たなブランドイメージに向かって

トラクタGA551
1959年、佐藤造機初となる小型トラクタYB80が登場。1970年代になるとより高出力トラクタのニーズが高まりST2500(D2500)など中型クラスのトラクタをラインナップしました。1981年には業界初となる足元を平らにしたフラットデッキを採用。1985年、マイコン制御MAC を取り入れたF1 シリーズ登場。2003年、160馬力を誇るフルクローラトラクタGCR160が登場。2012年には、高精度な耕うんを実現するジャイロMACを搭載したモデルが登場。2017年、小型クラスGS シリーズは、三菱トラクタの新たな顔となるイーグルデザインを装い登場。三菱トラクタは、作業性、安全性そして耐久性を追求しロングライフでお使い頂けるよう日々研究し続けています。
コンバイン
受け継がれる思い。

進化の止むことのない脱こく核(コア)技術

小型汎用コンバイン
VCH750
1914年サトー 式稲麦扱機の発明から54年、1968年、自脱型コンバインとしては業界初の乗用型コンバインH50が登場。増速ツインこぎ胴、コンポアップ(1995年)など三菱独自機能は、長きにわたり多くの機種に採用されています。また2002年には世界最小コンバインVM7 が登場。2010年、現在の農研機構生物系特定産業技術研究支援センターとの共同研究によるスーパーeスレッシャーや、2012年、同共同研究の国内最小の汎用コンバインVCH650を商品化しました。サトー 式稲麦扱機の理念は今も尚、時代を超え現代のコンバインに受け継がれています。
田植機
時代の先駆け。

キーワードは省力。飽くなき挑戦は続く

ディーゼル田植機 LE80AD
1976年、環境に優しく高精度に田植と同時に施肥できる側条ペーストシステムを開発するなど、多くの田植省力化技術を他に先駆けて開発して参りました。耕うんを行わずに田植えを行うクイック田植機、代かきと同時に田植えを行うハロー 田植機、そして有機栽培農家の除草作業の軽減を図った再生紙マルチ田植機を発売するなど、田植えの省力化に貢献しました。2002年には、ハロー 田植機を応用し、重労働だった枕地の均平作業を行う枕地ならし装置「まくらっこ」を発売、そして2006年には、苗供給の重労働の軽減を図るため苗スライダーを発売しました。今後もより作業性に優れた省力化に貢献できるよう挑戦し続けます。
管理機・耕うん機
農業の歴史とともに。

農業の楽しみ・安心を、これからもずっと

ミニ耕うん機MMR600A
トラクタ登場以前から耕うん作業の要であった管理機・ティラ-・耕うん機。これらの作業用途は多種多様であり、水稲から野菜作まで、現在も多くの作物体系で活躍しています。1988年、業界の先駆けとなるリヤロータリータイプの管理機「マイボーイMMR50」が出現し、新たなジャンルを確立しました。また2005年には、より簡単・安心操作のフロントタイプ「ポプリMFR3」が出現。2000年代後半、家庭菜園ブームもあり、2009年に業界初のカセットガスミニ耕うん機「エコ・ラテEL20」を発売しました。昨今の消費者の食への関心が高まる中、安心・安全な日本ブランドの作物作りをサポートできるよう多くの作物の栽培体系にマッチした製品をこれからも提供し続けます。
Mitsubishi Agricultural Machinery
HISTORY
1914(大正3)年6月
佐藤商会を創立し、回転式稲扱機の製作販売を開始。
1945(昭和20)年2月
佐藤造機株式会社に社名変更。
1959(昭和34)年9月
宮城県多賀城市に仙台工場を新設し、トラクタの製造を開始。
1968(昭和43)年5月
自脱型コンバインとして業界初乗用コンバインを発売。
1971(昭和46)年6月
販売会社合併により三菱機器販売株式会社設立。
1976(昭和51)年3月
業界初 田植え同時ペースト側条施肥付き田植機登場。
1980(昭和55)年2月
佐藤造機株式会社を存続会社とし三菱機器販売株式会社と対等合併、社名を三菱農機株式会社とする。
1981(昭和56)年6月
業界初フラットデッキトラクタ パルシードMT2201/2501発売。
1988(昭和63)年6月
リヤロータリタイプ管理機マイボーイMMR50登場。
1994(平成6)年6月
まくらっこの前身ハロー 田植機MHP6H登場。
1995(平成7)年10月
三菱独自機能 増速ツインこぎ胴、コンポアップ搭載コンバインMC320登場。
1997(平成9)年6月
再生紙マルチ田植機MKP505登場。
2002(平成14)年6月
業界初 枕地均平装置まくらっこ搭載MPR610登場。
2002(平成14)年6月
世界最小・最軽量コンバインVM7登場。
2003(平成15)年7月
マヒンドラUSAとOEM契約を結びトラクタ供給開始。
2006(平成18)年6月
業界初 苗補給装置「苗スライダー」搭載LV63登場。
2007(平成19)年1月
販売会社を東日本三菱農機販売株式会社、西日本三菱農機販売株式会社に再編。
2009(平成21)年1月
業界初カセットガスミニ耕うん機 エコ・ラテシリーズ登場。
2012(平成24)年1月
生産事業をリョーノーファクトリー株式会社に再編。
2012(平成24)年3月
業界初小型汎用コンバインVCH650登場。
2014(平成26)年4月
販売会社を三菱農機販売株式会社に再編。
2015(平成27)年10月
三菱マヒンドラ農機株式会社に社名変更。

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