脱こく性能

新脱こくシステム

セレクションファンが余裕の選別を実現

揺動板上部前方に、新たにファンを設置。脱こく処理された作物が、揺動流板上に落ちる間に夾雑物と収こく物を選別。揺動流板での選別物を適量にすることで、高効率・高精度選別を実現します。

選別自動制御で稲・麦の選別精度が向上
三菱独自

フロートセンサによる選別自動制御を採用。最適なフィン開度に制御し、選別精度が向上します。また自動で開閉するため、これまで必要だったフィン開度調整の手間も軽減できます。

スーパーeスレッシャー搭載 送塵量自動調節機能 / 撥水加工揺動板

送塵量自動調節機能三菱独自

ロータ上部に可動式の送塵ガイドを6枚装備。脱こく内の一時的な過負荷を適度に逃し、こく稈・こく粒をロータ後方へ運びます。
脱こく部内での過度な滞留を抑制でき、スムーズに作業できます。

軽負荷作業時

送塵ガイドは設定位置で、材料をしっかり揉みほぐします。

重負荷作業時

送塵ガイドが回動し、滞留した材料を一時的に逃し、エンジンドロップを防止します。

送塵ガイドは条件に応じて開度を個別に設定可能。材料適応が広く、最適な脱こく作業に設定できます。

送塵ガイド周辺に、脱こくに最適な「空間」を設けることで、脱こく性能の向上と詰まりを防止。

撥水加工揺動板三菱独自

撥水性能をさらに高めたフッ素樹脂コーティングで揺動板を加工。波板部には高耐久のステンレス材を使用しており、汚粒を防ぎ、高品質のこく粒を収穫できます。揺動板上の分散性にも優れ、脱こく負荷を軽減できます。

収穫作物に配慮した充実機能

スクリュー脱こく方式

ロータ外周に取り付けたスクリューこぎ歯で作物を搬送しながら脱こく。ロスが少なく、やさしくきれいに収穫できます。
耐久性に優れた超硬こぎ刃を採用。性能を長期間維持でき、交換の手間を減らします。

ロータ回転変速レバー

「高速⇔低速」の2段階設定で、作物に応じてロータの回転数を簡単に変えられます。また高速レンジでの作業時は、運転席のモニタ上に「高速」位置を表示します。

トウミ風調節機能

選別の状況に応じてトウミ風を調節できるため、より適切に選別できます。

コンベア揚こく方式

収穫物の揚こくにはバケットコンベア・スラットコンベアを採用。傷みやすい大豆など、やさしく確実に搬送できます。

二番還元位置切替

作物の脱こく状況により二番還元口位置の切替ができます。悪条件での脱こくによる、収穫物の損傷を防ぎます。

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