キュウリ

夏の日差しをいっぱいに浴びて育つ、さわやか野菜。
春に植えつければ、夏中、次々収穫ができます。

栽培のポイント

  1. 低温や病気に弱いので、接ぎ木苗を用いると栽培がラクです。
  2. 乾燥に注意し、追肥で養分を十分補いましょう。
  3. つる先が垂れてくるので支柱へ誘引しましょう。
  4. 酸性土と連作障害が出やすいので注意しましょう。

栽培カレンダー

畑の準備

苗を植えつける2週間前までに、1㎡当たり150gの苦土石灰を畑の全面にまき、深く耕します。その1週間後に、元肥として1㎡当たり3kgの堆肥と化成肥料を100g施してすき込み、幅90cm、高さ20cmのうねをつくります。

ミニ耕うん機があれば、
耕うん・うね立て作業も
ラクラク!

種まき

支柱立てキュウリの直まき
種まき(4~5月)
40cm間隔で、種を1ヵ所に4~5粒ずつまきます。1cmほど土をかぶせ、十分に水をやります。

地ばいキュウリの直まき
種まき(6~8月)
50cm間隔で、種を1ヵ所に4~5粒ずつまき、土をかぶせ、水をやります。

間引き
発芽後、生育の悪い苗を数回に分けて間引きし、本葉が3~4枚になったら1本立ちにして育てます。

ビニールポット苗
種まき(4~5月)
ビニールポットに用土を入れ、種を3粒ほどまき、土をかぶせ、水をやります。

間引き
発芽したら間引きをして、本葉3枚で1本立ちに仕上げます。本葉が4~5枚になったら、畑に植えつけます。

植えつけ

ビニールポット苗を、根土をくずさないようにゆっくりと取り出します。株間を40cmほどとり、深植えにならないよう注意して植えつけ、たっぷり水をやります。

追肥

本葉が10枚くらいになったら、肥料切れしないように月2回のペースで追肥します。1株に化成肥料を一つかみ程度施し、土寄せします。実がなり始めたら10日に1回のペースにします。

支柱立て

草丈が30cmほどになったら支柱を斜めに立てて、茎をビニールひもなどで結びます。生長してつるが伸びはじめたら、支柱を合掌に組み、つるを誘引します。

病害虫防除

葉や茎に白い粉をまぶしたようになるうどんこ病や葉が茶色に変色するベト病は、早めに薬剤をかければ防ぐことができます。

摘芯

親づるが支柱の高さまで伸びたら、摘芯します。子づるも本葉2枚で摘芯します。この時期になったら株の下の葉を取り、風通しをよくします。

収穫

実が20cmくらいになったら、熟さないうちに早めに収穫します。実が大きくなりすぎると味が落ち、株も弱ってしまうので注意しましょう。

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