直まきか移植か?

野菜づくりには、タネを直接菜園にまく直まき栽培と、ポットなどで育てられた苗を植えつける移植栽培があります。
ダイコンやニンジンなどの根菜類や、栽培期間の短いホウレンソウ、コマツナなどの軟弱野菜は直まき栽培に、これ以外の野菜は、管理の点から移植栽培をお勧めします。

苗作りは手間もかかり、育苗が難しい野菜もあるので、初心者は園芸店などでポット苗を購入するのが無難です。

タネによってまき方が違う?

タネまきの方法には、すじまき、点まき、ばらまきの3種類があり、野菜の種類やタネをまく場所によってまき方を選びます。

すじまきは、管理がしやすく広く用いられているまき方で、ホウレンソウ・コマツナ・ニンジンなどに適しています。
点まきは、ダイコンやトウモロコシなどに適し、タネとタネの間を離してまくのがポイントで、間引きがしやすくなります。
ばらまきは生育期間の短い野菜に適しています。

深さ0.5~1cmのまき溝をつけ、そこにタネをまく。

栽培する野菜に適した株間をとり、その位置にビンなどでまき穴をつけておく。

うね全体に平均的にタネをまき、間引きながら生育させる。

根鉢はくずさないこと

ポット苗を移植するときは、ポットをさかさまにして苗を手で受けとめると株を傷めずに簡単に外せます。
そして、掘った植え穴に速効性の肥料(化成肥料など)を1つまみほど施して土と混ぜ、その上に根鉢をくずさないように苗を植えつけます。

その際、株元がやや高くなるように調整します。
土が乾いているときは、植えつけた後に苗の周囲に浅い溝をつけ、ここに水をやります。

苗の植えつけは曇った風のない日が適しています。

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