追肥で成長を促す

生育期間の長い野菜は、元肥として施した肥料成分が吸収されたり、雨で流出して肥料切れになってきます。そこで、生育状態を見ながら追肥し、成長を促します。肥料は根の先端で吸収されるので、根張りを確かめ、根の先端付近の表土に施して土にすき込みます。

追肥には化成肥料や油かすなど速効性の肥料を用いますが、一度に多く施すと根が傷むことがあるので、少なめにして何回かに分けて(一般に3回前後)追肥します。

中耕で土をほぐす?

よく耕してやわらかくした土も、雨などの影響で次第に固くなってきます。そこで、根を傷めないように気をつけながら、クワなどでときどき表土を軽くかくように耕し、土をほぐして空気を含ませます。

細かい雑草を取り除く効果もあり、この作業を「中耕」といいます。そして、中耕で軽く耕した土やあぜ間を耕した土を株元に寄せる作業が「土寄せ」。
土寄せをすると株が安定し、水はけもよくなります。

倒れないように支柱を施す

ツルや草丈を伸ばすキュウリ、トマト、ナスなどの野菜には、均一に伸びるように支柱を立て、これに結びます。

草丈が伸び、実がなるにしたがってかなりの重みになるので、支柱は土の中にしっかり差し込み、補強の支えを施して倒れないようにします。

また、ツルや茎は次第に太くなるので、余裕をもたせてゆったりと結ぶのがコツ。

支柱と支柱、野菜と支柱を結ぶものには、繰り返し使えるビニールタイが便利です。

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