まずは、土をよく耕す

野菜を丈夫に育てるには、根がよく伸び、水分や肥料が十分吸収できるような土壌にすることが大切です。
(詳しい耕うんはコチラ)

そのためには、まず土をよく掘り起こしてフカフカの状態にすること。こうすることで土の中に空気や水分の入るすき間ができ、根もよく張ります。また、必要に応じて石灰を施し、土壌の酸度を調整します。酸度を測定する器具は園芸店やホームセンターなどで手に入ります。

酸度のチェック

雨が多く温暖な日本の土壌は、酸性になりやすい傾向があります。 野菜にはそれぞれ育ちやすい酸度があるので、植え付け前に土壌の酸度を測定し、最適のph値よりも低い場合は石灰をまいて調整します。

初心者には、土づくりの時に一緒に施せる「苦土石灰」がお勧めです

有機物を混ぜて野菜好みの土に

土をフカフカの状態に長く保つには、有機物の堆肥、腐葉土などをまいて、土の中にすき込むのが有効です。
初めて野菜をつくるところでは、20~30cm以上土を掘り起こし、堆肥腐葉土を1㎡当たりバケツに1杯(4~5kg)ほど全面にまき、すき込みます。

堆肥が完熟していないと野菜の根を傷めてしまいますので、植え付けの1〜2週間前に土づくりをしておきます。

元肥を施し、うねを立てる

土を耕したら表面を平らにならし、元肥を施してうねを作ります。 (詳しいうね立てはコチラ)

うねは、野菜の種類や栽培期間、日当たりなどによって、広さ・間隔・方向・高さなどを変えます。
大きく植え広がる作物は一条植えでゆったり育てるため、うね幅60cmくらいの「普通うね」に。
狭い菜園では効率よく野菜をつくりたいので、2条植えにするための「ベッドうね」をつくり、条間に余裕をもたせたうね幅にします。

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